新年あけましておめでとうございます。穏やかな年明けになりましたでしょうか。

この年末年始は「平常心」を合言葉に、お正月らしいことはほとんせず、今月、来月に大学院やビジネススクールに入学希望の生徒さんのカウンセリングや志望理由書などの支援に大晦日も元旦も、時間を割いていました。大学院進学の理由は様々なようで、理系学部の学生のように研究を続ける目的でなければ、就活に失敗したり、大学生活が充実していなかったり、学歴格差に悩まされていたりと、ややネガティブなモチベーションの人たちもいるようです。

それでも、2000~4000字で自分の考えを書く機会の少なかった人たちにとっては、就活のエントリーシートがそうであるように、志望理由書の作成は非常に困難なことのようです。就活予備校はよく聞きますが、大学院進学の予備校なるものもあるようです。中学、高校、大学と10年間も訓練する時間と機会があったにも関わらず、22歳になって初めて焦るというのももったいない話です。

中高生が国語や英語の勉強で書く練習をする場合、単純に作文や小論文対策をするのではなく、その過程で知識や経験の引き出しを増やし、自分の考えを整理することができるようになることが重要です。こうした整理活動を続けていくことで自分の考え方の癖が修正され、より一貫性を持った「自分」の考え方ができるようになってきます。ここまでくれば、あとは語彙力や文章力など、学校でも教えてもらえるテクニックを磨いていくことで、書けるようになっていきます。

学校でも職場でも、書ける(自分の考えを言語化し、文章化する)能力は、とても大切だと思います。私も今年は、がんばって書く練習をしていきます。

皆様にとって2023年が素晴らしい1年となりますように!

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