14,15日に共通テストが実施されました。コロナ禍を乗り越え、今までがんばってきた成果は出せたでしょうか。大学入試センター発表の平均点の中間集計では、英語リーディングが過去最低点とのこと。まだ、3回目の共通テストですが、駿台予備校など専門家の分析によると、出題傾向が変わったとのこと。わずか3回で傾向が変わるなど理不尽な感じもしますが、それでもこの試験を通してしか国立大学の受験はできない現状では、挑むしかないですね。

今年は「読む力が弱い生徒が例年より多い」といった専門家のコメントもありましたが、絶対的な読解力とスピードを鍛え上げておくことで、試験がどのような傾向になっても対応できるかと思います。さらに、生徒の読解力の弱さは、コロナ感染症による一斉休校やオンライン授業による弊害ではないか、ともコメントされていました。しかし、日本中がほぼ同じ条件の中で、今回の共通テストも成果を出せた生徒ももちろんたくさんいたはずです。

専門家のこうした分析は今後の試験の位置づけや出題のあり方を考える上で重要です。ただし、受験する個々の生徒のみなさんは、長文読解の重要性を認識し「どうせ傾向がつかめないからできない」「私立志望だから共通テストは考えない」など後ろ向きにならず、高レベルの長文読解力を身につけてください。訓練すれば必ずできるようになります。ただ淡々と日々積み重ねる、難しいですが、それだけです。こうした読解力が身に着けば、共通テストも私立大の受験問題や英検やTOEICでも、成果が出せると信じています。

国立大学の2次試験、私立大学の入試、とこれから続々と続きます。体に気をつけて、平常心で臨んでください。

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